クレジットカード活用術 > 正しい選び方・使い方 > 身に覚えのない請求書がきたらどうするか?

身に覚えのない請求書がきたらどうするか?

よく確認してから、カード会社と警察に連絡する

利用明細書が送られてきたんだけど、全然覚えのない請求がきていました。
これってカード犯罪? どうしたらいいの?

たとえば、行きもしないロンドンやパリでブランド品を買ったことになっていたり、単価4万から5万円の商品を連続して買い用っていたことになっていた場合、カード犯罪に巻き込まれたことを連想すべきだ。

そして、すぐにカード会社に連絡して、自分のカードを無効にしてもらい、さらに、驚察に届け出る

連絡を受けたカード会社は、会員から事情を聞いたり、カードが使われたという加盟店に出向き、伝票のサインを本人のものと照らし合わせるなど、水面下でいろいろ調べてくれる、その結果、本人が利用したのではないことがわかれば、その支払いの必要はなくなる。

本当に犯罪絡みかどうかよく確認する

ただ、パニックに陥ってはいけない。カード犯罪と決めつける前にいくつかの可能性を確認する必要がある。

「よく利用する店の訊‥前が違って記叔されている」。これはよくあるケースで、私も新宿のスナックを利用したときに、その店ではなく、代わりに▲▲総業という名前で請求がきていたからびっくりしたが、それはスナックの親会社の名前だったのだ。こういう場合がよくあるので早合点しないようにしたい。

「先月、先々月の利用が今頃になって請求が上がってきた」。これは加盟店が何らかの事情で請求が遅れたもので、思い出してみたらたしかにそこで使っていたとわかることが多い。

「家族、または恋人の誰かが黙って使っていた」。これがいちばん多いケースで、恋人がこっそり財布からカードを抜き出して買い物をしてあとでカードを返しておくといった場合(別れるときにしばしば起こる)や、こっそり家人が使い買い物をしていたというもの。

こうしたケースは自分自身、または身内の間で処理すべき問題であってカード会社をいちいち煩わす必要はない。

しかし、本当に犯罪に巻き込まれているなら、迅速に行動しなくてはならない。カードや利用控えを盗むのではなく、カード裏の磁気ストライプから、情報だけをハンディタイプのスキャナーで取り込んだ偽造カードで買い回りをしたり、スポーツクラブのロッカー室に忍び込み、女性のハンドバッグの中からカードを取り出して、情報だけを盗むなどという新手のカード犯罪も増えている。カードの持ち主はカードがなくなったわけではないので明細書がくるまで全く気づかない。

不正発生から60日以内に申し立てる

いずれにしろ、身に覚えのない請求がきたときに、カード犯罪に巻き込まれたということが確認できたら、すぐにカード会社に連絡することだ。運悪く、すでに請求額が引き落とされていた場合、カード会社のカード盗難保険が適用になり、不正利用された額が弁済される。その際も、申し立てた日からさかのぽって60~までは損害を弁償してもらえるが、それ以前の被害については保証してもらえないから要注意だ。こうしたトラブルにすばやく対応できるように、1~2ヵ月分の利用控えはきちんと保竹しておく、請求書は必ず利用控えと照らし合わせる、カード番号を他人には教えないなどの心得が大切だ。