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カードは2枚で十分。メインとサブの2枚に絞る

クレジットカードつて、いったい何枚持つのがいいの?たくさん持つのと1枚だけ持つのって、どちらがいいの?

どこでも簡単にカードを作ってくれるようになったので、私たちの財布は知らない間にカードで膨らんでしまう。しかし枚数だけたくさん持っているのは愚の骨頂。これからは余計なものを持たない 贅肉は削るというダイエット感覚が必要だ。

というのも、カードの枚数が増えればそれに応じてリスクも増えるからだ。その代表といえるのがコスト、つまり年会費だ。ほとんどのカードは生1回かならず年会費を取られる。年会費は一般的に1枚1312円だから、たとえば10枚持っていると、それだけで年間1万3120円の支出となる。財布に入れたままで使わないでいても、年会賞はしっかり取られるから、早く何とかしなくてはならない。

カードが増えると管理が甘くなる

もっと恐ろしいのは紛失・盗難のリスクである。鞄や引き出し、財布の中などにバラバラにカードを入れている人をよく見かけるが、安易にカードを所有し管理をルーズにしておくと、たとえ紛失しても気づくことはない。

それも紛失だけならいいが、盗難に遭って、誰かに悪用されたら、目もあてられない。そのカードを使って全国の店で買い回りをされて被害は甚大なものになる。それに、たいていの場合には、カード会社から請求書がくるまでにはまる1ヵ月以上はかかるから、その間は全く気づかずに過ごすことになり、犯人はまんまと逃げおおせる。

最近はさらに怖くなっている。先日、ある家庭に空き巣が入ったが、現金は盗まれたものの、カードはそのまま残されていたために、家人は安心していた。ところが、空き巣は携帯型のスキャナーを持っており、カードの磁気ストライプの情報をすべてコピーして持ち去っていたのだった(スキミング)。そして、その情報によって偽造カードを作り、全国で買い回りしていた。1ヵ月後に請求書がきて初めて、その事実がわかり家人は愕然としたという。こういうケースが最近は増えているのだから、決して安心はできないのだ。

こんなクレジットカードは解約する

だから、カードは早く整理して日常使うものだけに絞り込んで持つことが大切だ。そして、使わないカードはさっさと解約する。

しかし、何もかも解約してしまったり、残したカードが1枚だけでは、せっかくのサービスを逃してしまう。できれば、普段使うのはメインカードとサブカードの2枚に絞り込み、きっちり管理しながら使うのが、いちばん良い。

では、どのようにすればいいのかを説明しよう。

まず、友人や親戚に頼まれて入って、今は使わなくなった義理カードはさっさと解約してしまおう。義理カードはこちらが持ちたいと思うカードではないから、財布の中にあっても使わないことが多い。まさに無駄なカードの代表といえる。

もう一つはダンスの奥に眠っていたり、引き出しの中に放り込んであるカードだ。これらの休眠カードもさっさと解約したい。忘れていても、年会費はしっかり取られるから負担は重い。さらに、紛失・盗難のリスクも常に付きまとうから、そのリスクから解放されるためにも、これらのカードも整理の対象だ。

費用対効果が悪いカードはすぐ解約

次は費用対効果のチェックをしたい。たとえば、デパートカードを持っていても、ほとんど使わないのなら、それはリストラ候補だ。しかし、2100円の年会費を払っていて、毎日のように行って5%の割引特典を享受しているなら財布に残す資格ありだ。

この手順で手持ちのカードの枚数を絞り込めたら、次はそれぞれのカードの特典や国際ブランドがダブつていないかを確認する。

VISAが重なっている場合には、互いの利用頻度を比較して高いほうを残し、最終的にはメインカードとサブカードの2枚にまとめたい。そして、2枚残したうちの、どちらか1枚をメインカードと決めて、利用するときには、そちらを中心に利用するのがコツだ。というのも、最近はポイントが付くカードが中心になっているから、2枚、3枚を均等に使っていてはポイントがなかなか貯まらず損をする。同じ使うなら1枚と決めてそのカードを使ってポイントを集中的に集めるのがうまいやり方だ。

2枚の配置の仕方は、1枚が国際ブランドのマスターなら、もう1枚はVISA、またはJCBというふうに振り分けることが大切。また、メインカードでポイントを集中的に貯めているなら、サブカードはその場で割引の利く割引カードを持つというのもいい。