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マイレージカードは本当に得なのか?

遠くまで飛んでマイルを貯め近くの割高な路線に使うのが基本

マイレージを貯めて無料で海外旅行をしたいんだけど、早い話、どうやったら早く貯まるの? また、どう使うのが得なの?

マイレージプログラムは、飛行機に乗った距離に応じて無料航空券やビジネスクラスヘのアップグレードが受けられる航空会社のサービス。でも、搭乗距離だけではなかなか無料航空券獲得までには至らない。そこで、クレジットカードを組み合わせて、ショッピングした金額も全部マイルに換算して、無料航空券の獲得をグンと早めようというのがマイレージカードだ。

世界の大手航空会社がカード会社と提携して、競って発行している。ショッピングで付くマイルは100円=1マイルか、200円=1マイル換算が一般的だが、JALカードの場合には、年会費2100円を別途払えば換算率が2倍に七がる。さらに、JAL、ANAともに特約店制度(JALはコスモ石油、花キューピットなど、ANAは高島屋、西武、出光SSなど)があり、これらの店で利用すれば、マイルがそれぞれ2倍貯まる。そのほか、結婚式、中古車売却、アパートの家賃、引越し費用(以上JAL)、住宅の新築費用(JAS)などもマイル換算できるためにマイル獲得のチャンスは広範囲にわたっている。無料航空券を獲得しようと心に決めたら、まず、マイル獲得の換算率をアップさせることを考えるべきだ。

プロパーカードでもマイレージが貯まる

提携カードとは別にプロパーカードで貯めたポイントをマイルに換算するカードも増えている。アメックスは同社の景品サービス「メンバーシッププラス」のメニューの中に組み込んでいる。JAL、ANA、エールフランス、ヴァージンーアトランティック航空、キャセイパシフィック航空、中華航空、大韓航空、デルタ航空、タイ航空、シンガポール航空の10航空会社の無料航空券に交換できる。一方、ダイナースも「ダイナースーグローバルーマイレージ」の名称で同様のサービスを行っている。現在は、ANA、アメリカン航空、コンチネンタル航空、JAS、ノースウェスト航空、タイ航空、アシアナ航空、ユナイテッド航空の8社が対象になっている。両社のサービスは景品プレゼントをもらう感覚でポイントを集めて、それを好みの航空会社に振り向けることができるので人気になっている。利用する航空会社が一定していない人には、航空会社との提携カードを持つよりもこちらのほうが便利だろう。

ところで、ダイナースはANA、アメリカン航空、ユナイテッド航空、JAS、ノースウェスト航空と日本発着便の多い有カキャリアが多いのに対して、アメックスはJAL、ANAと交換できるものの、どちらかといえばマイナーな会社が多い。

この他にもセソン、UC、ニコス、ダイエー、住友クレジットなどがショッピングポイントをJAL、ANA、JASマイルヘ移行するサービスを実施している。

旅行傷害保険も見逃せない

マイレージカードの良さは、単にマイル獲得が早いというだけではない。各カードには3000万円から5000万円の旅行傷害保険が自動付帯になっている。海外旅行の安心も保障してくれる。しかし、マイレージプログラム自体はかなり複雑だから、事前に勉強をしておいたほうがいい。マイルには有効期限があり、その期限内に無料航空券と交換しないと無効になる。無料航空券を行使できるのは家族に限り、他人への譲渡は禁止されているとか、お盆や年末年始などの
繁忙期は除外期間になっていることなどだ。

とくに、マイレージを貯める基本としていわれるのは、遠くまで飛んで、近くの航空券と交換するという原則である。香港やグアムまでの航空券は価格が割商だから、結果的に得をするといのだ。